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とある男子高校生の日本深憂日記

日本を愛する男子高校生が嘆き続けるブログ。

保守50連弾(3)「貧困問題」

 

基本的にまず申し上げておきたいのは、私が資本主義を信奉する者だ、ということです。

 

貧困という議題を扱う上で、それを語る人間が資本主義と共産主義社会主義の一体どちらにシンパシーを感じているかということは非常に大切になります。

 

共産主義社会主義の目指すところは万民の平等ですから、その中で社会に貧困層がいることは好ましくありません。それを強く是正しようとするはずです。

 

資本主義は実際のところ、一定程度貧困を認め得る思想です。資本主義の根幹にあるのが、〝働いた分だけ資本が手に入る〟という考え方ですから、当然、働かない者は貧困で仕方がない、ということになるわけです。

 

 

その資本主義の立ち位置から言えば、本来政府が行うべき貧困など格差の是正は、諸般の事情で労働力を提供できない者や、労働力を十分に提供しているにも関わらず対価が得られない者に対して行われるべきです。これらの人は、資本主義の生み出してしまった決定的な矛盾であって、是正を必要とする〝例外〟だからです。

 

諸般の事情で労働力を提供できない者というのは、主には障害者や若者、高齢者を意味します。この場合、生活保護制度などで所得の差を埋める必要があります。

 

労働力を十分に提供しているにも関わらず対価が得られない者というのは、主にはいわゆるブラック企業に勤めているような場合を言います。この場合は、所得の格差を生活保護などによって埋めるよりも、労働環境を適正化する方が効果的でしょう。

 

 

既にお気付きの方もいるでしょうが、実際に日本社会が包含している資本主義の矛盾には他の人々も入ります。

 

労働しない人々です。

 

本来であれば彼らは、資本主義の制度の中で切り捨てられるべきですが、実際そうもいきません。現在がそうであるように、生活保護などを受給して生活している潜在労働者がいます。

 

残念ながら仕事の枠が国民全員の分あるわけではないですから、失業者が出てしまうのは仕方がないことです。

 

しかし実際のところ、日本社会が抱える一番の矛盾とは、失業者が生活保護制度によって、不当な扱いを受ける労働者よりも良い環境で生活しているということです。

 

 

生活保護のあり方

生活保護受給者がパチンコ通い……「娯楽は誰にでも必要だと」と仰る方もいますが、それは違うと思います。

 

生活保護がなぜ支給されるか。それはこれが理由です。

 

第25条  すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2.国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 

つまり生活保護は、健康で文化的な最低限度の生活を営むために支給される者です。果たしてパチンコが最低限度の生活を営むのに必要であるかはわざわざ問うべくもあらぬ問いでしょう。

 

私は生活保護を現物支給に切り替え、原則として更新不可能の期限付きとすることが、これからのあるべき生活保護なのだと思います。

 

更新不可能とするのは、就業のための努力を怠らせぬためです。精一杯就活しているが働けない、そう認められた場合に限り、更新を可能とするべきだと思います

 

(国営工場設置による失業者救済についても考えがありますが、それは今後ご紹介したいと思います)

 

 

子どもの貧困の止め方

子どもの貧困はさらにタチが悪い。というのは、連鎖するという特殊な性質を持つためです。

 

少し考えればわかることで、貧困の環境に育った子どもは、中卒や高卒で止まってしまい、大卒や院卒まで行ける裕福な家庭の子どもとは、当然大きな賃金の差が生まれます。

 

そしてこれは繋がってしまう。

 

これについて私は、学校教育の無償化と学校外教育への支援を行うべきだろうと思います。

 

教育への出資はリターンが大きい、これはよく言われることです。

 

貧困の連鎖を断ち切るためへの出資は、何が何でも行われなくてはならないことです。

 

(子どもをうかうか学校に行かせておけないほどの貧困は、上記通りの救済措置を取るべきでしょう)

 

 

 

日本は資本主義を標榜するわけですから、基本的には労働しない者は切り捨てられてしまいます。

 

それを救済するあらゆる施策は、あくまで憲法にある生存権を保障するという名目での〝例外〟であるとの認識が必要なのだと思います。